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【本】「思考のパワー」を読んでみた

公開日: : 最終更新日:2018/06/14 本 books, 植物 plants , , , ,

 

紅玉の発芽

芽吹き! 去年食べた紅玉リンゴのタネを蒔いてみたら、芽を出しました!

 

で、きょうは、最近ちょっと感動した本について書いてみたいと思います。

最近読んだ本。
ブルース・リプトン著 「思考のパワー」。

これまで習ってきた、知ってると思っていたことが
けっこう書き換えられるという痛快な体験がここにあったんです。

日本語のタイトルからは、精神論か?? とか
思い方のハウツー本か?? という印象でしたが、これ、科学の本です。

著者のブルース・リプトン氏は
スタンフォード大学やウィスコンシン大学の医学部で教鞭をとる細胞生物学者。

細胞生物学者が語る、「思い」の力。
そのココロはなんぞや?

言ってしまえばですね、

私たちが
「こうする!!絶対!」と思えば
それにつれて物質も動く、ということなんです!

な~んだ、そんなの知ってるよ、と思われるかもしれません。

ほら、あれでしょ、
「念ずれば通ず」とか
「病は気から」とか。

何事も気の持ちようが大事だよね。。気をしっかり持たなくちゃね。
まあ、そのくらいのことを思いつくのは簡単です。

もうちょっと大きく言えば、たとえば
かのイエス・キリストの「からし種ほどの信仰」の話があります。

「もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこに移れ』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできないことはありません。」
— マタイの福音書17章20節

信仰のパワーで山も動くってわけですね。神様ってすごいね。。。

。。。という話じゃないんです。

 

この本はあくまで科学の本。

地球の生き物たちが進化してきた過程とか
遺伝子がどう発動してくるのかとか、
ていねいにいろいろな事実について説明がされています。

そのたくさんの事実を見て行くと、
どうも進化というのはこれまで言われていたみたいに
ある日、たまたま起きるものじゃないんだってことが分かってきます。

 

ところで、毎日、ニュースとかを見ていると
「長年生きているけど、こんなこと初めてだよ」というようなことが
やたらと起きてる気がする昨今じゃないでしょうか。

例えば、私たちの毎日の暮らしに関係の深いところ。

食べ物のこと、環境のこと。
仕事の仕方、家族の在り方。
そんなことまで、ずいぶん違ってきたなあ。。。
それも、けっこうなスピードで世の中動いているみたい、と感じます。

懐かしい昭和の時代。懐かしい20世紀を振り返って、
あの頃はよかったよね~なんて思っている人、私の周りにもいます。

考えてみると、大量生産・大量消費だった時代から、
もっと個別な、小さな単位で質を求める時代になってきたようでもあります。

個性あるお店が増えたり、小さな単位での仲間同志がコミュニティーを作ったり。
「個」をしっかり持っていることが強みになってきました。

よく分からないけど、これまでの常識が通じなくなってるというか、
考え方も新しくなって、価値観も変わって来てる。

そろそろアタマをそうした21世紀仕様に切り替えないといけませんね。

そのときに、どんなふうに考えたらいいのかな、って気になります。
しっかりしなくちゃ、と思っても、
その日の気分で前向きに思ったり、否定的に思ったり、迷ってばかり。
でも、ときには
「こうする!」ってしっかりした気持ちになることもあります。

迷わない人は強い。
一途に「こうしたい!」っていう強い思いがあったら
無敵とは言わないまでも、かなり強く生きられそうです。

そんなふうに一生懸命になれたことが、
誰にでも一度や二度あるんじゃないでしょうか。

そんなときのことを思い出してみると、「思い方」こそが、
実は、私たちのココロばかりじゃなく、体にもエネルギーを与えることがわかります。

逆を考えてみても、例えばすごくがっかりしたことで
どっと疲れたこともありますよね~(泣)。

「思い方」が細胞に大きな影響を与えるんだ、ってこと、
影響があるってことは、「思い方」で細胞も変わるっていうこと、

ちゃんと「思う」ことができたら
ホントに山が動くかもしれない!という気がしてきました。

ああ、ほとんど何も知らずにここまで来たのね、私たち。(泣笑)
でも、私たちの持っている可能性、すごく大きいぞ、とも言えるわけです。

一つ不満。
なんか、タイトルがベタでいやだなあ~、と思いましたよ。(笑)
で、それじゃあどんなタイトルが良かったんだろ、と思って
自分なりにあれこれ考えてみたんですけど、うーん、
やっぱり「思考のパワー」なのかなあ。^^;

簡潔ですもん。

で、原題は「Spontaneous Evolution」。
直訳すれば、「意識的な進化」とでもいうんでしょうかね。

さて、一番気になるのは、
私にも思考のパワーが発揮できるか、ってことでしょうか。

でもね、発揮できていなかったら、
私は今ここに生きていないってことになるハズですけどね。

思考のパワー—意識の力が細胞を変え、宇宙を変える

「からし種の信仰」の話も、実は神様のスーパーパワーの話じゃなく
こういうことを言っているんだなと私には思えました。

 

そういえば、何十年もしないうちに、
日本人の顔つきや体型って変わってきましたよね?
なんで、時代によって、姿形が違うのか、ってことも
人の「思い」に関係あるんじゃないか、とふと思いました。

「思い」と言っても、
普段、「きょうはアイスが食べたいな」とか思うお気楽な思いから
「この研究が成果を出して、困っている人を助けることができたら」
というような、ちょっと大きなものまでありますね。

きっと、もっと大きくて、もっと深い
時代の背景になるような思いもあるんでしょう。

冒頭に乗せた写真、タネから芽が出たところですが
植物にもなにがしかの「思い」があって、こうして伸びるのかな、と。

だとしたら、宇宙は思い、意志に満ちているってことですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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