ジャコメッティ展
とってもクールな国立新美術館。ガラス張りスケスケで涼しそう。
1Fのカフェ・コキーユもオシャレ。。ですが、実は陽射しの強い日は
このスペース、けっこう暑いです。
フォトジェニックな空間なので、見た目は好きです。
で、もちろん涼しい展示室、この日はジャコメッティ展に来ました。
一部屋だけ撮影OK、今回はスマホで撮影。
これは大きな作品で、この部屋の3つの作品のうち2つ。
「チェース・マンハッタン銀行からの依頼を受けて、ニューヨークの広場のために制作された3点の大作、《歩く男Ⅰ》《女性立像Ⅱ》《大きな頭部》がそろって出品されます。このプロジェクトは実現しませんでしたが、最晩年のジャコメッティの挑戦を、壮大なスケールによって体感いただきます。」という解説が。
私は全然ジャコメッティについても彫刻についても詳しくないんだけど、
この有名なひょろ長い人物の何かがとってもクールだなと思います。
なんて言ったらいいのか、全然わからない。
棒人間。(作品のタイトルは「女性立像Ⅱ」)
ミイラみたい? 枝みたいだし、岩みたいだし、
人の形の中に全部入っているみたい。
ごつごつの小惑星が宇宙に浮かんでいる風景にも似てるかも。
これは大きなサイズですが、ほかに針の先に彫刻したような
ごく小さな作品もあり、それは印象的でした。
突き詰めて、突き詰めて作られた作品、
ほかのどこにもない、ほかの誰もできない作品。
きっと、私たちの顔が全部違うように、ひとりひとりが本当は
こんな風に「誰にもできない」何かができるんだろうな、とか
ほかの誰にもできないあり方で表現されることを待っている何かが
あるのかもしれない、とか、想像が膨らみます。
そうすると、一人残らずすべての人が可能性の種を持っていることに。
芸術家と呼ばれる人たちは、そんな表現の通路になりえた人たちかな。
ジャコメッティ展は9月4日まで国立新美術館にて。
で、美術鑑賞はエネルギーが要り、おなかすくので(笑)
オシャレなカフェがあるのは嬉しいです。2Fのカフェ、サロン・ド・テ ロンドにて。
サーモンのベーグルサンド(ジャコメッティの猫のポストカードを背景に)、
ひんやりしていて、冷蔵してあったね~という感じ。。
普通だったら何となく冷たくない方が好きなんだけど、
これはパンも美味しかったのでまずますよかったです。
「未知に向かって語り続けた天才彫刻家の言葉を一巻に集めた」という本。
彫刻家の言葉、この人が何を語ったのか興味ある。。
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