紫の石
正月早々、撮影していたのは石。
昨日、初日の明るさの中、ちょっとカメラを向けたくなったこの石は、
ぶどうジュースの化石。(ウソ)
紫色の蛍石、フローライトです。確かメキシコ産だったような。。
ずいぶん前に買ったので忘れてしまいましたが。。
あんまり透明度はないです。
買ったときは埃っぽくてガサガサした印象でした。
でも最近、シルキーな艶を増して、部分的に光に透けるところも出て
角のエッジが鋭くなったような気がするんです。
気のせいか??と思いつつも、やっぱりキレイになってるよね??と思って
写真撮ってみました。
う~ん、写真ではっきり分かるほどではないか。
そう思いつつ、感じるのは、
ものを見るとき、人って
光(可視光線)による視覚情報だけで見てるわけじゃないよね?ということ。
なんとなくの空気感とか肌感覚とか
とっても立体的な感覚だよね、ということ。
それは機械の目であるカメラでは写せないことも。
人の目は多元的、機械の目は単次元的。
けれども、動かないはずの鉱物が
変化して見えるというのは不思議。
いや、不思議と思っていたけど、変化する方が自然だとしたら?
動かないはずの石をじっと見て、いろいろに思いが動く人の身なのでした。
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