Ewa Farnaがとってもクール
去年からお気に入りの音楽はこれ、エヴァ・ファルナ。
チェコ生まれのポーランド人という、
私から見ればあまり身近じゃない環境の人なのだけど
チェコ好きな友だちの影響で「チェコ」と聞くとつい気になるこの頃です。
で、チェコでどんなミュージシャンが今人気なのか、
大使館だったか観光局だったかに聞いてみたら
何人かの歌手やグループを教えてもらえたのだけど、
その中にあったのがエヴァ・ファルナ。
と~~~ってもクールで、アルバムを2枚買ってしまいました。
チェコの歌手ってレベル高いんだと感動しました。
You Tube にも動画がいっぱい上がっていたので、ちょっとクリップ。
この曲はポーランド語で歌われてるもの、いい音。
そもそもポーランド語の歌なんて初めてきいたのでとっても新鮮です。
で、こっち
同じ曲だけど、これはチェコ語バージョン。
どっちもクールだけど、ポーランド語の方が迫力あるなあ。
チェコ語はキレイだけど、やや線が細い。
でも、どちらも彼女にとっては母国語なんですよね。
私は母国語は日本語ひとつだけど、ヨーロッパなどでは複数あったりするのね。
歌を歌うとき、やっぱり母国語で歌うと
その人の正直なところ、核心というか、持っているものが素直に出やすいんです。
いくら上手にしゃべれる言葉であっても、ネイティブじゃない言葉は
やっぱりどこかで違うんですね。
言葉って、口で話すものだけじゃない。
肌で聞き、意識や体を作り上げ、その人全体に組み込まれるもの。
エヴァ・ファルナの歌は、とくにポーランド語において
その「線の太さ」をすごく表しているように聞こえました。
世界で活躍するためには英語で歌うことも欠かせないとか聞きましたし、
エヴァ・ファルナも英語の歌を歌っていて、それも素敵だけど
わざわざ英語で聞きたいとまでは思わないなあ。
そう思わせるポーランド語でした。
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