雅な国際フォーラム
公開日:
:
最終更新日:2018/01/15
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東京国際フォーラムに雅な空間ができていました。
新春特別企画の「宮廷文化・今昔物語」という展示で、
「明治元年(1868年)から150年目の節目に、日本の宮廷文化の貴重な資料を新春企画として特別展示。大正天皇即位式の模型・等身大宮廷装束などの展示に加え、平安時代の源氏物語六條院神殿を1/4模型で再現しました。」
十二単が豪華にずらり。。
こういう歴史的なことには全然詳しくないんですが、
十二単が時代とともにこうしていろいろに姿を変えているのは興味深かったです。
上の真ん中のが現代、一番新しいタイプ。
下段の真ん中と右はとっても古いタイプ。。確かに。
それから、レプリカだそうですが、天皇の装束。
そうそう、平成の即位式のときに見た覚えのあるのは
右の写真の黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)。
この金色の装束は明治天皇のときから即位式に用いられているんだとか。
色は昼間の日の光を表しているんだそうです。
左の写真は御引直衣(おひきのうし)という装束。
説明によると:
「御引直衣は天皇の召されるもの、御直衣の袖を引かれるのでこの名があります。御即位礼の時、神宮、神武天皇山稜、前四代の天皇山稜に対する勅使発遣の儀にお召しになります。」とある。
真ん中の真っ白のは御祭服(ごさいふく)で、最も清浄かつ神聖な御服装。
純白生織りのままの絹地で作られているそうです。
うーん、知らないことばかりだ~。勉強になります!(笑)
どれもほんとに美し~。。こういう文化、素材、技術、
古くからずっと持ってきたことを改めて感じる場面が増えるお正月っていいね。
等身大の人形で展示されている源氏物語。
こういうのを見ると、ちょっと読んでみたくなるのだけど、
いつも、読めるかなあ。。と立ち往生してしまうのですね。
漫画では読んで、とってもよかったし、現代語版もいろいろでているから
いつか読んでみたいです。
昔の貴族の風景を見ると、豊かだったんだなと思いつつ、
自分の感想がとっても陳腐で情けない(汗)。
忙しく人が行きかう空間で、急にタイムスリップしたような場面に出くわし
お正月からちょっといいものを見て得した気分です。^^
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